福田農場|北海道十勝、本別町美蘭別で美蘭牛 福姫の畜産と国産肥料の販売
土からはじまる、牛づくり。
当農場は北海道十勝の東北部、
本別町美蘭別で肉牛の畜産と畑作をおこなっています。
土こそ農業の基本です。
平野の多い十勝地方では珍しい山間地という厳しい自然条件の中で、
私たちは「土づくり」をきわめたいと日々努力しています。
健康な土から、健康な牛を。
当社のブランド牛である「美蘭牛 福姫」を通じて風土が育む味わいをお客様に届け、
この地域で農の営みを次世代につなげていきたいと願っています。
土づくり
- 徹底的な土壌管理に基づく
循環型の畜産業 - 当農場では黒毛和牛とホルスタインの交雑種を約1200頭飼育し、牧草やデントコーンや小麦などの飼料を100ヘクタールほどの畑で自給しています。牛から出た堆肥を用いた肥料を畑に投入し、ミネラルや微生物のバランスを考慮した土壌管理に取り組んでいます。そしてこの土から収穫した作物を中心に乳酸発酵飼料を与えることで、健やかな肉牛を肥育。牛・肥料・飼料が循環する畜産業を実践しています。
- 不健全な土地では、
何も育たなくなった。 - 北海道十勝の東北部、
本別町美蘭別で肉牛の畜産と
畑作を行っている福田農場。
当農場では、美蘭別が誇る
ブランド牛「美蘭牛 福姫」の生産を
主軸としています。 質の高い牛を育てる際に
大切な事は多々ありますが、
その中でも特に
力を入れているのが「土づくり」。
肥沃な土で育つ様々な農作物を食べさせ、
健康的に育成する事で、
美味しい牛肉となるのです。 しかし、先代から受け継いだばかりの頃は
過剰な化学肥料の影響が大きく、
健全な土地ではありませんでした。
育ってほしい作物が育ちにくく、
干ばつによる水不足などの問題が起きれば
収穫も激減する環境。
そこに危機感を持ち、
まずは土の改善からと思い立ったのが
福田農場の原点です。
20年の
歳月が生み出した微生物の住む土
福田農場のコンセプトは“人間も牛も健康健全なものを食べれば健康に育つ”という事。よって、土にこだわるのは必然と言えます。当農場は土の栄養素を中心に足りない養分のみを補いながら“土の修復”を行ってきました。3年、5年と続ける内に徐々に成果が出始め、20年経った今、ようやく微生物が住むまでになったのです。ですが完成に至るにはまだまだ道半ば。これからも土を活かす事にこだわり続けていきます。
牛づくり
- 全ては美味しさをお届けする為
手間暇をかけた畜産 - 仔牛の頃は専用の牛舎で体調管理や体力向上を徹底し、健康で強い牛に育てています。吹き抜けの屋根を2段構造にし、寒い時期には閉じ、暑い時期には開放する、万全の空調システムを採用しています。当社で生育した牧草やデントコーンを餌に用い、無理に太らせるなどストレスを与えず24か月以上かけて育てることで、脂が付き過ぎない味わい深い成熟した牛肉となるのです。特別な事をせずシンプルに手間暇をかける、これこそが当農場のモットーです。
乳酸菌発酵飼料で
胃腸の調子を整える
牛に与える飼料もこだわりを持って厳選。例えば乳酸菌発酵飼料を与えて胃腸の働きを整えるなど、牛の健康に配慮しています。日々摂取している栄養こそが、上質で味の良い肉質を生む理由と言えるでしょう。
- “食べて美味しいものを育てる”。
それが福田農場が掲げる信条の1つです。福田農場独自のブランド牛「美蘭牛 福姫」は、自社生産の牧草を中心に与え、じっくりと24か月以上かけて育成。無理な太らせ方をしない為、余分な脂が付かず赤身とのバランスが取れた肉質になるのです。手間暇と愛情をかけて育てた、当農場が自信を持ってお届けする美味しさを、ぜひご堪能ください。
24か月以上丁寧に育てた美蘭牛 福姫
土づくりへの
こだわりから生まれた農場産の肥料
循環型農業の実践の一環として「肥料づくり」に力を入れています。乳酸発酵飼料を食べた牛たちのふん尿と木屑を合わせた堆肥に枯草菌を混ぜ込み、4~5年の長い時間をかけて熟成発酵。必要な栄養分が揃った農場産の肥料は、国の堆肥登録をして「美蘭別の土にこだわる農家が作った肥料」という商品名で販売しています。土が健康になれば、作物も牛も人もすべての生き物が健康になります。
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